1. TOP
  2. 乳がん
  3. ホルモン療法(アロマシン、アリミデックス、フェマーラ)による関節痛の対処法を医師が解説

ホルモン療法(アロマシン、アリミデックス、フェマーラ)による関節痛の対処法を医師が解説

 2021/01/16 乳がん  

こんにちは。加藤隆佑です。

さて、今日は、乳がんのホルモン治療における副作用の1つである関節痛の対処法をお話しします。

アロマターゼ阻害薬(アロマシン、アリミデックス、フェマーラ)で、関節痛がつらい方はいらっしゃいます。

約5〜35%の方に、関節痛がでると言われています。

多くの方は、数ヶ月(2-3ヶ月)で良くなります。

そうなるまで、痛み止めをのみつつ、なれてもらうケースが多いことでしょう。

しかし、中には、なかなか慣れない方や、日常生活に支障がでるほどの痛みがでることもあります。

年単位でホルモン剤は内服しないといけないので、そのような場合は、なんらかの対策が必要です。

対策の1つが、別の種類のアロマターゼ阻害薬(フェマーラを飲んでいる方なら、アロマシンやアリミデックス)にすると、辛い症状が改善することがあります。

主治医に相談してみましょう。

(同じ作用機序の薬なのですが、なぜか、大丈夫なことが多いです。)

また、痛みのあるときは、ストレッチもしてください。

オススメは、「ボール握りストレッチ」と、時間に余裕がある時には、「肩から指までのストレッチ」です。

「ボール握りストレッチ」は、アストラゼネカ製薬会社の動画で解説しています。

そして、「肩から指までのストレッチ」はこちらです。

執筆医師:加藤隆佑


癌治療認定医
内科学会認定医
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
肝臓専門医
小樽協会病院の消化器内科主任医長

消化器領域のがん(食道、胃、すい臓、肝臓、胆のう、大腸)を専門としつつ、がん全般についてアドバイスをしています。

がんの漢方外来も、運営

緑書房より「抗がん剤治療を受けるときに読む本」と、「大腸がんと告知されたときに読む本」を出版。

加藤隆佑医師の論文

加藤隆佑医師のプロフィールの詳細はこちら

関連記事

  • 乳がんの検査の方法と費用ならびに検査の期間を医師が解説!

  • 妊娠中の乳がんの治療方法について医師が解説

  • 遺伝性乳がんの検査と治療は?乳房の予防切除は必要か?

  • 乳がんの治療の流れ|症状と診断ならびに治療を医師が解説

  • 運動やリハビリのがんへの効果は?運動でがんの進行や再発を抑えられるかを医師が解説

  • HER2陽性の乳がんが、実はHER陽性でないことがある。その理由を医師が解説