こんにちは。加藤隆佑です。
コロナウイルスの感染者数は、減ってきている兆候が出てきました。
春の到来とともに、コロナウイルスも、どこかにってしまえばと思う今日
この頃です。
早速、本日の本題に入りますね。
2022年の1月と2月に承認された薬剤を、お伝えいたします。
・キイトルーダ
がん化学療法後に増悪した「高い腫瘍遺伝子変異量を有する進行・再発の固形がん」に対して用いることができます。
腫瘍遺伝子変異量を測定するには、遺伝子パネル検査を受ける必要があります。
・レットヴィモカプセル
RET融合遺伝子陽性の根治切除不能な甲状腺がん、RET遺伝子変異陽性の根治切除不能な甲状腺髄様がんに対して、用いることができるようになります。
・レンビマカプセル+キイトルーダ
根治切除不能又は転移性の腎細胞がんに用いることができるようになります。
さらに、4月より、以下の治療ができるようになります。
「転移はしていなくても、血管を巻き込んでいるために、手術ができない膵臓がん」に対して、保険診療で粒子線治療が受けられる。
ただし、転移がある膵臓がんに対しては、粒子線治療の適応になりません。
膵臓がん以外で、粒子線治療が保険診療で可能になるがんは、こちらです。
注意事項
ご紹介した薬が実際に使えるまでは、タイムラグがあります。
部会審議での承認、もしくは、製造販売承認された薬剤薬剤を紹介していることになります。
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/about-reviews/p-drugs/0014.htmlより画像を引用