2022年11月と12月に承認されたインパクトのある承認された薬剤を ご紹介
こんにちは。加藤隆佑です。
本日は、2022年11月と12月に承認されたインパクトのある承認された薬剤をご紹介いたします。
(実際に用いる事が可能になるまで、タイムラグがある事があります。)
1, イジュド
点滴の抗がん剤で、免疫チェックポイント阻害薬の1つです。
手術で切除できない非小細胞肺がん、もしくは肝細胞がんに用いる事ができます。
イミフェンジという免疫チェックポイント阻害薬と併用することになります。
2, イミフィンジ
切除ができない胆道がんに対して、イミフェンジという免疫チェックポイント阻害薬を使えるようになりました。
ただし、ゲムシタビン、シスプラチンという抗がん剤と併用する事が前提です。
3、リブタヨ
免疫チェックポイント阻害薬であり、子宮頸がんに対して用いる事が出来るようになりました。
子宮頸がんに、この薬剤を用いる事が出来るようになったのは、大きな進歩と言えます。
一方で、昔ながらの薬が、がん治療において注目されていることも忘れてはいけません。
新規に開発された薬剤と、昔からある薬をうまく利用して治療をしていくのが大事であると思っています。
年末となりましたが、来年もよろしくお願い致します。
注意事項
ご紹介した薬が実際に使えるまでは、タイムラグがあります。
部会審議での承認、もしくは、製造販売承認された薬剤薬剤を紹介していることになります。
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/about-reviews/p-drugs/0014.htmlより画像を引用