2021年の5月と6月に承認されたがんに関連する薬剤をお知らせします。
こんにちは。加藤隆佑です。
今回は、新たに承認された、がん治療に関連する薬剤をご紹介します。
5月は、がんに関連する薬剤は、承認されませんでした。
しかし、多くの方が興味を持っているであろう薬剤は、承認されています。
モデルナ社製のコロナのワクチンと、アストラゼネカ製のコロナのワクチンです。
この結果、コロナワクチンは、ファイザー社製を加えると、3種類になりました。
そして、多くの方から、どのワクチンを受けるのが良いかというご質問をもらっています。
私見となりますが、国産の塩野義製薬のワクチンに期待しています。
1日も早く、塩野義製薬のワクチンが販売されれば良いと考えています。
次に、6月に承認されたがん治療に関係する薬剤に関してです。
ルタテラ静注は、非常に注目する価値が高い薬剤になります。
ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍に適応があります。
ソマトスタチン類似物質に放射性同位元素のルテチウム177を標識した治療用の放射性医薬品となります。
つまり、体内から病巣に放射線を照射する治療法とも言えます。
来月も、新しい薬剤をご紹介いたしますね。
注意事項
ご紹介した薬が実際に使えるまでは、タイムラグがあります。
部会審議での承認、もしくは、製造販売承認された薬剤薬剤を紹介していることになります。
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/about-reviews/p-drugs/0014.htmlより画像を引用