こんにちは。加藤隆佑です。
がんになった家族が、入院されたときのサポートには、コツがあります。
今日は、そのことについて解説いたします。
はじめに、このことに関するお悩みを、1つシェアさせてもらえればと思います。
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母親が、入院しました。毎日、顔を出しています。
しかし、私は、仕事と子供の世話などで忙しいです。精神的にも、疲れてしまいました。
入院した母親も、がんの治療で大変だと思います。余命宣告もされています。
自分が泣き言は言ってはいけない、がんばらないといけないのは、わかっています。
しかし、自分も精神的に辛いです。どのように支えていったらよろしいでしょうか?
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お母様が入院されたとのこと。心中お察しします。病状が好転すればと思います。
さて、入院したお母様のために、どうしていったらよいか、私の考えをお示しします。
がんの治療は、長丁場になります。
そこで、細く長く、お母様を支えるという気持ちで、やっていきましょう。
毎日の生活に笑顔がでるくらいの範囲で、根を詰めすぎないサポートがよいです。
病院に行けない日は、電話で少しお話するだけでもよいです。
病院に顔をだしたときも、あれもこれもと、頑張りすぎなくて大丈夫です。
ほほえんであげる。
お孫さんの顔を見せてあげる。
ただそばに、いるだけ。
それだけでも、お母様の元気の源になります。そして、1人で抱え込まず、いろんな人の力を借りることが、一番重要です。
ただ、他の人の力をかりてという話になったときに、他の問題が、でる方がいらっしゃいます。
他の兄弟は、全く面倒みてくれない。
夫も、全く協力してくれない。
職場が、理解してくれない。
このあたりの問題は非常に難しい問題です。
ただ、1つ言えることは、このような気持ちがでるときは、気持ちが疲れているときであることが多いです。
そんなときこそ、気持ちにエネルギーを注入するようなことを、日常生活に取り入れると良いです。
私も疲れて、診療に気持ちが入らないときは、以下のことを意識しています。
ゆっくりお風呂にはいる
近場の温泉
ラジオ体操
太陽の光を1日10分から15分浴び、週に1回は自然の多いところで深呼吸
好きな音楽を聴く
アロマをたく
最後に、今日のまとめです。
いろいろ書きましたが、以下に尽きます。
頑張りすぎず、悩みを溜め込まず、悩んだら相談する!
力を合わせれば、今のあなたの問題は、乗り越えられます。
<引用>