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2021年9月に承認されたがんに関連する薬剤をご紹介

 2021/11/02 新薬  

こんにちは。加藤隆佑です。

9月に承認されたがんに関連する薬剤をご紹介いたします。

注意点として、実際に用いることができるのは、2から3ヶ月後くらいになることが多い点です。

以下の通りとなります。

1、 メグルダーゼ静注用1000(グルカルピダーゼ(遺伝子組み換え)

メトトレキサート・ロイコボリン救援療法によるメトトレキサート排泄遅延時の解毒を効能・効果とする薬品。

排泄が遅れるときの対処に困ることがありますが、この薬剤のおかげでこの問題点が解決されることになります。

2、 パドセブ点滴静注30mg(エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組み換え)

がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮がんを効能・効果とする薬品です。

ちなみに、尿路上皮がんとは、腎盂、尿管、膀胱、尿道に発生する癌であり、最も発生頻度の高いのは膀胱がんです。

これも画期的な薬となります。

3、 ライアットMIBG-I131静注(3-ヨードベンジルグアニジン(131I)

MIBG集積陽性の治癒切除不能な褐色細胞腫・パラガングリオーマに対する放射線治療の薬剤です。

さて、コロナもだいぶ落ちついてきました。ホッとしています。

ただ、外来をしていると、ワクチンをうったあとに、数週にわたって体調が良くないと言われてこられる方がいます。

そのようなときも、漢方を処方して、症状がだいぶ楽になる方が多いです。

漢方を併用することにより、コロナウイルスによる症状を緩和できるという医学的な報告はありますが、ワクチンによる副作用も緩和できると、私は感じています。

執筆医師:加藤隆佑


癌治療認定医
内科学会認定医
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
肝臓専門医
札幌禎心会病院がん化学療法センター長

消化器領域のがん(食道、胃、すい臓、肝臓、胆のう、大腸)を専門としつつ、がん全般についてアドバイスをしています。

緑書房より「抗がん剤治療を受けるときに読む本」と、「大腸がんと告知されたときに読む本」を出版。

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