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オススメの便秘体操をご紹介します。

 2023/01/05 がんと食事  

こんにちは。加藤隆佑です。がん治療を専門に総合病院で勤務しています。

本日は、便秘体操について解説いたします。

便秘で困られている方は、多いです。

がんの治療中でも、そのような方をよく見かけます。

そのような時の対処法は、以下のようなものがあります。

  • 便通をよくする薬
  • 食事内容の工夫

それ以外にも、簡単にできる運動で、便秘がよくなることがあります。

今回提案する方法は、以下のものです。

「10分間(もっと短くてもよいです)うつ伏せになる。そして、左右にゴロゴロと寝転がる動きを約5往復行う」

この動きを、1日数回、行うと良いです。

もし、これだけで効果がない場合は、うつ伏せになるときに、おへそのあたりに枕をいれてください。

私の場合は、枕の代わりに、以下の写真のような、ストレッチで使う硬めのポールを、おへそのあたりに入れると排便がスムーズになるので、これをよく用いています。

ただし、この運動をする際に、体に痛みがでる時には、無理をしないでくださいね。

これを私が知ったきっかけは、便秘で悩まれている患者様がきっかけでした。

その方が、この運動をテレビで見て、実際にやってみたとのこと。

その結果、便秘の薬を全く必要にならなくなったのです。

それをきっかけに、試しに、私は、何人かの患者さんにやってもらいました。

そうしたら、高い割合で、便秘の症状がよくなりました。

あなたも、便秘でお困りなら、試しに取り入れてみてくださいね。

執筆医師:加藤隆佑


癌治療認定医
内科学会認定医
消化器病学会専門医・指導医
消化器内視鏡学会専門医
肝臓専門医・指導医
札幌禎心会病院がん化学療法センター長

(2021年9月までは、小樽協会病院消化器内科に所属)

消化器領域のがん(食道、胃、すい臓、肝臓、胆のう、大腸)を専門としつつ、がん全般についてアドバイスをしています。

緑書房より「抗がん剤治療を受けるときに読む本」「大腸がんと告知されたときに読む本」「がんと向き合うために大切なこと」を出版。

加藤隆佑医師の論文

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