がんはポン!

こんにちは。加藤隆佑です。

私はがん治療を行っていて、ずっと気になっていたことがあります。がんと言う言葉です。悪いイメージがたっぷりです。

痛い

死ぬかもしれない

苦しい

がんと告知されたとします。多くの人ははじめは強いショックをうけます。時間がたつにつれて、少しずつその事実を受け止めることができるようになります。

しかし 、テレビ 、雑誌、医師、インターネット などで、その言葉を見たり聞いたりすると、いい気持ちはしません。音の響きが悪いです。

いままでの長い生活の中で「がん」という言葉にしみ込んだ悪いイメージが、脳裏をかすめるからです。

かすめることに気づくこともあれば、本人が気づかないレベル(すなわち潜在意識のレベル)のため、かすめたことに気づかないかもしれません。

不快な言葉は不快な言葉でしかありません。

それはマイナスの治療効果につながりかねます。

だから、がんという言葉を撲滅して、名前を一新したらどうかと思うのです。

医師の昇幹夫さんは、代わりにポンという表現を提案されました。

国立ポンセンター
大腸ポン
乳ポン

指し示すことは同じですが、メンタル面でマイナスの影響は和らぎます。
むしろ笑いが起きて、プラスの影響をもたらします。

がんという言葉を忘れて、すべてポンに置き換えてみるのはいかがでしょうか?

もし、がんという言葉が心に浮かんだら、「違う、違う、違う。ポンだったぁ!」そんな感じに考えてみましょう。